【締切直前】知らないと損をする?「小規模事業者持続化補助金」を使えば66%オフでチラシやパッケージデザインを作れます

【締切直前】知らないと損をする?「小規模事業者持続化補助金」を使えば66%オフでチラシやパッケージデザインを作れます

先日のチラシのデザイン料金まとめの記事をアップして、いろいろ反響を頂きました。デザインは、単純に安いからという理由だけでクオリティ(単なるスキルに加えて、コミュニケーションや、自社商品とのマッチ感)を軽視して選ぶと「安かろう、悪かろう」といったことになりかねません。お金を出し渋ったせいで、本来の目的である「デザインを通じてお客様に商品やサービスのことを伝える」ことに失敗してしまっては本末転倒だというご批判には完全に同意です。

一方で、お金がないベンチャーだったり小規模プロジェクトにとっては、価格も大事なファクターであることは確かなので、どうにかして少ないお金で効果を上げるデザインを頼む方法を見つけたいなぁというのが本音です。

さて、今回はそんな「安く、よいデザインを頼みたい」というみんなの抱える課題の解決策として、実質的に”少ないお金で”、優秀なデザイナにデザインを頼む方法テクニックを聞いたので紹介します。といっても補助金」です。

小規模補助金とは?

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小規模*1

補助率は3分の2となっていますので、実際にかかった経費のうち2/3が補助金として返ってくることになります。

何に使えるの?

持続化事業として以下の4つが例として挙げられています。

◆対象となる事業

経営計画に基づき、商工会議所の支援を受けながら実施する販路開拓等のための事業

《対象となる取り組みの例》

(1)広告宣伝(広告費)

・新たな顧客層の取り込みを狙い、チラシを作成・配布

(2)集客力を高めるための店舗改装(外注費)

・幅広い年代層の集客を図るための店舗のユニバーサルデザイン化

(3)展示会・商談会への出展(展示会等出展費)

 ・新たな販路を求め、国内外の展示会へ出展

(4)商品パッケージや包装紙・ラッピングの変更(開発費)

 ・新たな市場を狙って商品パッケージのデザインを一新

販路開拓に役に立つものであれば対象となるのですが、ベンチャー企業であれば、この中の「チラシ」「商品パッケージ」がよいと思います。

こうした機会に優秀なデザイナに入ってもらって、一度ちゃんと時間を使って商品コンセプトそのものの見直しや戦略意図に基づく企画なども一緒に考えてもらうのがオススメです。そうすることで、ターゲットとするユーザーに合わせたデザインに関するポリシーが生まれ、将来にわたって統一感のあるデザインを作り出せるようになるからです。加えて、自社のことを深く理解してもらっているデザイナさんとつながりができる安心感もとても大きいです。

ふだんは予算がなくてなかなかそうしたデザイナに頼めないかもしれませんが、3分の2が補助金として返ってくることを考えると、実質的に66%オフの値段で頼むことができることになります。75万円分の仕事が実質的に25万円の支出でよいわけですから、デザイナさんにも満足してもらいながら、よい仕事が頼めると考えると、とてもワクワクします。

(対象経費には細かい規定があるので、補助金の公募要領を参照してください。)

最大の注意点、もう時間がない!7月末が締切です

さて、そんな「小規模補助金の提出書類を一人で書くのはなかなかしんどいものがあり、私もかつては苦労した経験があります。そういう時のオススメは、事務局となっている組織に直接相談に載ってもらって、バシバシ質問しながらその場で申請書類を埋めてしまうことです。(混んでいるときは迷惑になるので、窓口が空いている時にやりましょう)

気になった方は、さっそく応募書類をダウンロードしてざっくりと埋めてから、商工会議所に駆け込んで、相談しながら一気に申請書類を埋めて提出してしまいましょう!

*1:※条件を満たすと最大100万円になりますが、多くの企業にとっては50万円が上限となるでしょう。

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