ホームページのリニューアルやロゴ制作を外部のデザイン会社に依頼しようとしたとき、「どこに頼めばいいのかわからない」「失敗したくない」と不安を感じる方は多いはずです。実際、発注側の準備不足や確認不足が原因で、思ったものと違う仕上がりになってしまうケースは少なくありません。

この記事では、デザイン会社への発注で失敗しないために、事前に確認しておくべき5つのポイントをチェックリスト形式で解説します。

📋 この記事のチェックリスト
  • 実績・ポートフォリオを必ず確認する
  • 予算と見積もりの内訳を明確にする
  • 担当者との相性・コミュニケーション体制を確認する
  • 制作後のサポート・保守体制を聞く
  • 著作権・納品物の権利関係を明確にする

ポイント① 実績・ポートフォリオを必ず確認する

1自社と近い業種・規模の制作実績があるか

デザイン会社は得意とする分野や業種が異なります。BtoB製造業の会社サイトが得意な会社と、飲食店向けのブランディングが得意な会社では、アウトプットの雰囲気が大きく違います。自社と近い業界・規模のポートフォリオを見せてもらい、デザインの方向性が合うかどうかを確認しましょう。

ポートフォリオを見る際は「デザインのかっこよさ」だけでなく、「目的に合ったデザインになっているか」という視点も重要です。たとえばECサイトであれば購入ボタンへの動線が明確か、コーポレートサイトであれば信頼感を演出できているかを確認しましょう。

ポイント② 予算と見積もりの内訳を明確にする

2「込み込み」の金額ではなく、項目ごとの内訳を確認する

「ホームページ制作一式 50万円」という見積もりは要注意です。その金額にデザイン費・コーディング費・テキスト作成費・写真撮影費・公開後の修正費がどこまで含まれているかが不明確なケースがあります。追加費用が発生しやすいポイントを事前に確認しておきましょう。

特に確認しておきたい追加費用の発生ポイントとしては、修正回数の上限、テキスト・写真の提供形式、CMS(更新システム)の導入費用、SSL証明書やドメイン・サーバーの手配費用などがあります。

ポイント③ 担当者との相性・コミュニケーション体制を確認する

3窓口は誰か、どんな頻度で連絡が取れるか

制作が始まると、数ヶ月にわたって担当者と密にやりとりすることになります。「提案はされるが要望を聞いてもらえない」「連絡が遅くて不安」といったコミュニケーション上の問題は、完成品への不満につながりやすいです。初回の打ち合わせで担当者の対応スタイルや、連絡ツール・返答のスピード感を確認しておきましょう。

打ち合わせをオンラインで行う会社も増えていますが、地元のデザイン会社であれば対面での打ち合わせも可能です。大切なプロジェクトほど、直接会って話せる環境は信頼関係の構築に役立ちます。

ポイント④ 制作後のサポート・保守体制を確認する

4「作って終わり」ではなく、公開後も頼れるか

Webサイトは公開後も定期的なメンテナンスが必要です。内容の更新、セキュリティ対応、プラグインのアップデートなど、運用が発生します。公開後のサポートプランがあるか、月次保守費用はいくらかを事前に確認しておくことで、後から「更新のたびに追加料金がかかる」という事態を防げます。

また「制作会社が廃業したらどうなるか」という観点も重要です。ソースコード・データ一式の納品を受けておけば、万が一の際に別の会社へ引き継ぎやすくなります。

ポイント⑤ 著作権・納品物の権利関係を明確にする

5完成したデザインの著作権は誰に帰属するか

デザインの著作権は、明示的に契約しない限り制作会社側に残るケースがあります。「完成品を自社の資産として使い続けたい」「将来リニューアルする際に他社に改変を依頼したい」という場合は、著作権の譲渡や利用許諾の条件を契約書に明記してもらいましょう。ロゴデータの形式(AI・EPS・PNG等)も納品物として指定しておくと安心です。

まとめ

デザイン会社への発注で失敗しないためのポイントを5つ紹介しました。もう一度整理すると次の通りです。

  1. 実績・ポートフォリオ:自社業種と近い実績があるか確認する
  2. 見積もりの内訳:追加費用が発生するポイントを事前に把握する
  3. コミュニケーション体制:担当者との相性・連絡頻度を確認する
  4. 保守・サポート体制:公開後の運用まで見据えて選ぶ
  5. 権利関係:著作権・納品物の仕様を契約書で明確にする

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