今話題の「フォーム営業」って何?5社比較してみた

今話題の「フォーム営業」って何?5社比較してみた

今、話題の「フォーム営業」をご存じでしょうか?
AI営業や、営業代行などと一緒にされることもありますが、安価で簡単にリードが取れるところが特徴で、広告などでたまに見かけることがあります。

今回は、そんなフォーム営業とは何か、選ぶ際に注意したいこと、実際にサービスを展開している5社を比較して、Design-47のおすすめのサービスをご紹介いたします。

■フォーム営業とは

皆さんの会社のホームページには、「お問い合わせフォーム」はありますでしょうか?簡単に言うと、フォーム営業とはそのお問い合わせフォームに対して、営業メッセージを送ることを指しています。

なぜお問い合わせフォームに営業メッセージを送るのかというと、現時点ではメッセージの開封率が高いからです。

■フォームへのメッセージの開封率が高い理由

皆さんの会社のホームページにあるお問い合わせフォームに届いたメッセージは誰が閲覧していますか?カスタマーサポート?営業部門の方?小さな会社だと全員に届く状態だったりするかと思います。

どの部署に届いたとしても、お問い合わせフォームから届いたという事実は変わらないので、メールの件名などに「お問い合わせフォームから連絡がきた」旨が記載されたメールが届くことになります。

そのメール、内容を見ずに無視できますでしょうか?

そうなんです。お問い合わせフォームから来たメールはすべてを無視できないのです。これがお問い合せ用のメールアドレスなどの場合、スパムメールなどが何度も届くことで、「これは無視していい」「これは無視してはいけない」という判断やメールの機能のフィルターで迷惑メールに振り分けることなどが可能ですが、お問い合わせフォームはそういうわけにはいかないのです。

そのため開封率が高くなりやすく、そこに受け取り手に取って興味のあるサービスや商品のメッセージを送信することができていれば、通常のメール送信よりも商談や申し込みにつながるのです。

■フォーム営業のメリット

フォーム営業のメリットとして以下が挙げられると思います。

①簡単で楽
②安価
③受注率が高い
④営業コストを削減

①~③に関しては、何となく想像がつくかと思いますが、かなり見落としがちなのが「営業コストの削減」です。

実際に専任で営業担当者を雇用して、毎月アタックリストを作成し、メールを送り、電話でフォローして・・と業務を依頼すると、月額のコストで最低でも30万円ほどはかかってくると思います。採用コストなども考えるともっとかかるかもしれません。

しかし、営業という業務1本に絞ればフォーム営業などに外注してしまうほうがはるかに効率が良く、金額も抑えて実施できることは非常に重要です。

良いサービスを持っているけど営業するのが大変という方は、採用コストを考慮して予算を考えるとよいかと思います。

■フォーム営業のデメリット

依頼する業者によるかもしれませんが、一斉に大量にメッセージを送信する場合

・量が多すぎて逆に受注できない
・粗悪なメッセージを大量にばらまいてしまい、企業イメージを損なう

要するに、むやみやたらに営業をかければいいというものではないということです。これらを踏まえて、フォーム営業を提供している業者の選び方をお伝えいたします。

■フォーム営業の選び方

仕組みや、サービスの内容が分かったと思うので、それらを踏まえて複数あるフォーム営業サービスから、どうやって選べばいいのかヒントになる情報をお伝えいたします。

①アタックリストの品質

アタックリストとは、メッセージを送信する企業のリストのことを指しています。フォームへのメッセージは無差別にむやみやたらに送ればいいというものではありません。自身の商品やサービスの顧客となりえる会社に送信しなければ意味がありません。

例えば、ニュースメディアのスマートフォンアプリを安価に作れるというサービスをフォーム営業を使って拡散したいとします。
「A社:100万円で10000件送信します。」
「B社:10万円で500件送信します。」
という2つのサービスがあったときに、どちらを選べばいいでしょうか?

単純に1通あたりのコストを見ればA社のほうがやすいのですが、ここで一つ考えてみましょう。

あなたのサービスの顧客となりえる会社が現時点で10,000社もあると思いますか?

こういった場合、A社は全くの関係のない業種に対してもメッセージを送信している可能性が高いです。しかも、常にアタックリストを更新していない場合は、そもそも何度も同じ会社に対して、まったく関連性のないサービスのメッセージを送信してしまっていることもあるため、A社のリストの企業はすでにフォーム営業に対して懐疑的で反応が悪い可能性があります。

自身のサービスにあったアタックリストを作成してくれる会社を選ぶことが最も大事といえます。

②メッセージ制作サポート

フォーム営業の肝心なところはメッセージの質です。サービスによっては申込者が書いた文章を送るだけのサービスもあります。ただ、その場合はお申込した方が何の知見もない状態で送信することになります。本来はフォーム営業を提供している業者には、どういう文章や構成にすれば反応率が良いか、知見がたまっているはずです。

せめて、作成した文章に対してアドバイスをくれる会社を選びましょう。

③送信完了率

お問い合わせフォームには「ロボットではありません」といった、スパムメール・ロボット対策の認証システムが組み込まれていることがあります。送信完了率が低い、もしくは送信完了率に関してサービスサイトで触れていない企業に関しては、この認証システムを突破できない仕組みになっていることがあります。

しかも、突破できなかったとしても送信としてカウントされて請求される可能性もあります。特に送信数の多さを謳っている業者の場合、実際には送れていなくても送ったという工数が発生したということで請求されることも。

優秀なAIで認証システムを突破、もしくは人の手で送信している、突破できなかった場合、人力で入力をしている会社を選ぶのが望ましいです。

■Design-47オススメのフォーム営業

前述の「選び方」に該当する業者を5つほどご紹介いたします。自身の予算や営業をかけたいサービスに合った業者をお選びください。

■KAITAK -Imejin

KAITAKのキャプチャ
https://kaitak-sales.com/

おすすめ度:★★★★★
アタックリスト作成機能:あり
文面作成:あり
送信完了率:100%
費用:スタンダードプラン18万円(月額)
キャンペーン:トライアルは今なら1万円で100社に送信

AIにてフォームを送信し、随時アタックリストを更新し続けているそうです。またお申し込みがあってから、お申込した会社に合わせてアタックリストを作成し、メッセージについてもABテストを行います。反応率は約7%ほどらしく、トライアルの1万円でも1~2件の受注につながる可能性もあり、1度で数十万円の案件が取れるならば、スタンダードプランに移行して多くのサポートを受けるのも一つの手だと思います。

■Sale Now Form

Sales Now Form

https://top.salesnow.jp/daniel/?a=k3

おすすめ度:★★★☆☆
アタックリスト作成機能:記載なし
文面作成:あり
送信完了率:記載なし
費用:初期費用15万円+データベース使用料2万円+スタンダードプラン13.8万円(月額)
キャンペーン:いまならコロナ対策として初期費用15万円が無料

実績の多い業者ですが、送信完了率という記載ではなく、送信数ということなので送った数で請求される可能性があるため、お申込する際は問い合わせてみるとよいと思います。また全体的に費用は高く、送るだけ以外にしっかりとサービスを受けられるかどうか確認するようにしましょう。

■SakuSaku

https://sakusaku.site/

おすすめ度:★★★★☆
アタックリスト作成機能:あり
文面作成:あり
送信完了率:98%以上
費用:1通80円~(スタンダードプラン)
キャンペーン:記載なし

すべて人の手で行うことを謳い文句にしているため、送信完了率、アタックリストは非常に精度が高い。その割に費用は低価格なので、サイトに載っていない最低お申込金額があると思われます。依頼する場合は、送信完了した企業リストをもらうようにしましょう。

■APOLLO SALES

https://apollosales.co/

おすすめ度:★★★★☆
アタックリスト作成機能:あり
文面作成:あり
送信完了率:記載なし
費用:月額数万円〜
キャンペーン:記載なし

フォーム営業をかなり早い段階から実施していたサービスです。導入企業実績も多く、専用の管理画面があるなど、丸投げというよりも自身で本腰を入れて営業を実施したいという方にオススメです。費用面などは問い合わせる必要があるため、まずはアイミツを取るようにしましょう。

■GeAIne

https://the.geaine2.jp/

おすすめ度:★★★☆☆
アタックリスト作成機能:あり(AIにて作成)
文面作成:あり
送信完了率:記載なし
費用:2,000 社〜/月 40,000 円〜/月
キャンペーン:記載なし

多くの作業をAIが事項してくれるので、送信数で割った単価はとても安いです。しかし、サービスサイトから受ける印象は営業を代行してくれるというよりも、管理画面の利用料のように感じるため、自身である程度、営業しようという気概がないと難しいかもしません。

■まとめ

私の個人的な意見としては、基本は丸投げできて、さらに細かいカスタマイズをする際には相談に乗ってくれるサービスが良いのではないかと思います。また費用面に関しては、各サービスごとに記載方法が違うので、1通当たりの送信単価よりも獲得単価で判断したほうが良いと思います。

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