【ちょっと待って!】SEOを始める前に知っておいてほしいこと

【ちょっと待って!】SEOを始める前に知っておいてほしいこと

こんにちは。管理人です。初めて、コラムを書かせていただきます。今回(シリーズ化するかも)ご紹介するのは『SEO』に関してです。

弊社はWEB広告代理店として、SEOに関するお仕事を承ることが多くあります。すでにWEB活動を行っている会社はほぼ知っているメジャーなワードだと思います。

数々のSEO案件をご相談いただいた中で、小さい街の接骨院から日本を代表する大企業まで、SEOについて勘違いしていることをお伝えいたします。

■SEOはテクニックだけでは上がらない

SEO業者や、WEB制作会社などがSEOに関して語る際にテクニック論を伝えてくることがあると思います。しかし、テクニックではSEOは上がりません。正しくは、上がっているのではなく、マイナスに寄与していることがゼロに戻るだけです。

【SEOテクニック一部】

・サイト高速化
・キーワードコンテンツ
・コンテンツ量
・メタ情報、見出し(h1~など)、alt情報
・画像最適化

などの「正しく設定しておかないと、マイナスになること」だけしか対応してくれない業者、制作会社が多々います。

たしかに、この部分がおろそかになっているとSEOでは、かなりマイナスに働きます。しかし、これらを整理して終わり、もしくはそれ以上はできないという会社がとても多いと感じます。

SEOを本当にわかっている会社は「ユーザビリティ」「コンテンツの面白さ」について、対応してくれる会社だと言い切れるかと思います。
※知名度や大企業などは、どうしようもない部分なので割愛

SEOに寄与するテクニック図

■SEOの一番の近道は「ユーザビリティ」を突き詰めること

先ほどの図では、ユーザビリティを別の軸として入れていましたが、ほとんどのSEOに関するテクニックはユーザビリティの一言に集約できます。

サイト高速化は、ユーザーがストレスなく表示できるようにすること、alt情報も盲目の方でもサイトが理解してもらえるような配慮です。

「そのコンテンツを求めている人がどんな人かな?」「どうすれば気持ちよくサイトを見てもらえるかな?」ということを突き詰めることが、SEOにとって一番大事な要素だと考えています。

■実際にやってみた

※自社のサイトでは全然行えていないです(反省)

多数の企業案件で、SEOのご依頼をいただいて、マイナスの要素以外に、コンテンツの面白さや、ユーザビリティを考えて整理したところPV数が2倍~5倍ほどの伸びを体験しました。企業名は言えませんが、大手飲料メーカーのサイトだったため、競合も多く、そもそも流入がとても多い中、サイトリニューアル後にCM等の広告なしに流入数が大きく伸び続けました。その時気を付けたことをお伝えします。

ユーザビリティで行ったこと

・このページに訪れる人は、その次にどういうコンテンツを求めているのか、どういうアクションを起こしたいのか
・流入の多いページの格納先ディレクトリは正しいか
・流入キーワードとページ内の内容が合致しているかSearchConsoleを分析
・冗長になっている文言はないか、逆に不足している情報はないか
・見出しの付け方、ボタンラベルの付け方は適当か(←超重要)
・リンク設定は適切か、サイト内回遊はしやすいか

コンテンツのおもしろさ

・何度も読み返して、スッと情報が入ってくるか
・読み終わった後に、シェアしたくなる、または誰かに話したくなる内容になっているか
・文字だけで終わらずに画像で補完すべき箇所がないか
・ユーザーに押し付ける内容になっていないか

明文化して、実施したわけではなく、自分の経験則による直観めいた考えで、サイトリニューアルを行ったのですが、おおよそ上記のような内容を見ながらサイト全体を改修していきました。

■Googleが言っていないけど効果がありそうな変数

Googleが公式に言っているわけではないですが、GoogleAnalyticsをほとんどのサイトが入れている中で「平均ページ滞在時間」や「直帰率」などはサイトのスコアに寄与していると思います。そちらを上げる(もしくは下げるには)やはり、ユーザビリティとコンテンツのおもしろさが非常に重要になってくると考えます。

というか、とても読みやすく、おもしろいコンテンツであれば、自然と人が集まるのでGoogleとしても「このサイトは優良なサイトだ」と順位を上げたくなるのも当然ですよね。

■SEOをこれから始めるという人

テクニック的な部分は、検索すればたくさんのサイトが教えてくれると思いますが、ユーザビリティやコンテンツのおもしろさは、なかなか業者に言っても対応してくれるところは少ないです。そのため、ご自身でまず「このサイトを利用する人にどういう行動をしてほしいか」というところから、そのために必要な機能、コンテンツを考え行く必要があります。

もちろん、すでに来てくれている人以外に、人を呼びたい場合も、どういう人に来てほしいのかをしっかりと考える必要があります。この部分は、テクニックではどうこうできる世界ではありません。会社として、どうしていきたいが非常に濃く表れる部分です。

 

■念のため告知

もし、SEOで困っているという方がいらっしゃったら、お気軽に以下までご連絡お待ちしています!

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